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2025.02.12

Kの出張日記②【東京・美術館編】

こんにちは!人材企画室のKです。

 

今回の社員ブログは、第2回 Kの出張日記!

 

(第1回はこちらから・・・)

 

 

ここ2~3か月の間に何度か東京への出張があり、市場調査をかねていくつかの美術館へ行きました!

どれも素敵な展覧会を鑑賞することができたのでブログに残しておこうと思います。

 

 

 

 

①「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」📍東京都現代美術館

 

 

こちらの展覧会は、SNSで見かけて「音を視る」とはどういうことなのだろう、と考えていたところ、訪問先から近い場所に美術館があったため行ってきました。

 

音楽家・アーティストの坂本龍一氏(1952-2023)の日本では初となる最大規模の個展「坂本龍一|音を視る 時を聴く」。

展覧会のタイトルは、1982年に出版された坂本龍一と哲学者・大森荘蔵氏の対話集と同名なのだそうです。

 

坂本氏の創作活動における長年の関心事であった音と時間をテーマに、

未発表の新作と、これまでの代表作から成る没入型・体感型サウンド・インスタレーション作品10点あまりが美術館内外の空間に展開されていました。

 

私自身、坂本氏の音楽をほとんど知らないまま展覧会へ足を運んだので、古くからのファンの方々とは楽しみ方の幅が狭くなってしまうかな、と思っていましたが、全くそんなことは無く、見事に坂本氏の世界観に取り込まれてしまいました。

 

 

         

 

特に印象に残ったのは、《LIFE–fluid, invisible, inaudible…》と《async–volume》。

《LIFE–fluid, invisible, inaudible…》は水と霧と音楽を眺める異世界のような空間に入り込み、空間全体が大きな水槽にいるような感覚になりました。

《async–volume》は暗闇にたくさんの小さな光る窓が設置してあり、窓から見える風景を覗き込んでいるようで、知らない景色なのに懐かしいような不思議な体験をしました。

 

 

 

HP:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/RS/

 

 

 

②「そこに光が降りてくる」📍東京都庭園美術館

 

 

もともとこちらの美術館にはずっと行ってみたいと思っていたのですが、

「そこに光が降りてくる」という何とも素敵なタイトルに心を奪われて足を運びました。

 

こちらの展覧会は、現代美術の第一線で活躍を続ける二人の作家、青木野枝氏と三嶋りつ惠氏が、建物の至る所に作品を配置し、アール・デコの装飾空間を照らし出すという企画だそうです。

青木氏は鉄、三嶋氏はガラスを用いて「光」に思いを馳せて生み出された作品群がアールデコ様式の美しい空間でさまざまな表情を見せる様子を鑑賞することができました。

 

     

 

太陽や照明の光で作品がきらめいていたり、作品の影や反射光が壁に映し出されていたり、どこを見てもうっとりとする展覧会でした。

時間帯や天気によってどれも違う楽しみ方が出来るので、MOSHA-COLLEにもぜひ取り入れたい・・・!と思いながら鑑賞を思う存分楽しみました。

 

印象に残ったのは作品はもちろん、作家たちが記したスケッチです。

作品のスケッチがびっしりと描かれた紙はそれだけでとてもワクワクするものでした。

 

       

 

 

HP:https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/241130-250216_noeaokiandritsuemishima-2/

 

 

 

③T2 Collection 「Collecting? Connecting?」📍WHAT MUSEUM

 

 

株式会社ブレインパッドの共同創業者で、ビッグデータ・AI領域で活躍する高橋隆史氏が、約6年前から収集してきた現代アートのコレクションが約35点展示されている展示会。

 

好きだな、と思った写真を数点・・・。

 

               

 

いつも美術展へ行くときは「なぜ好きなんだろう」「何を伝えたいんだろう」と主観的に観ることが多いですが、次から現代アートを見に行くときは音声ガイドを使ってしっかり勉強したいな・・・と思いました。

 

 

HP:https://what.warehouseofart.org/exhibitions/t2-collection/

 

 

 

 

④「動き出す浮世絵展TOKYO」📍寺田倉庫G1ビル

 

 

葛飾北斎、歌川国芳、歌川広重、喜多川歌麿、東洲斎写楽、歌川国貞など世界的な浮世絵師の作品 300点以上をもとに、3DCG アニメーションやプロジェクションマッピングを駆使して浮世絵の世界に没入できるイマーシブ体感型デジタルアートミュージアム。

江戸時代に刷られた著名な浮世絵や復刻版の浮世絵の展示、文化や歴史、人物についての解説もありました。

 


 

色鮮やかな浮世絵が視界いっぱいに広がる「没入感」を存分に味わえる展覧会で、「わぁ・・・」と感嘆する声が自然と出てしまう華やかさでした。

没入感を楽しむ展示も面白かったのですが、中でも人物についての解説が非常に興味深く、浮世絵って奥深い・・・!江戸に生きた人、文化って面白い・・・!と、勉強しなおしたくなる展覧会でした。

 

こちらの展覧会では、MOSHA-COLLEの商品も好評発売中です!

ぜひチェックしてみてくださいね!

 

 

 

HP:https://www.ukiyoeimmersiveart.com/

 

 

 

 

 

それでは今回はここまで!

次回の更新をお楽しみに!